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夏こそ入ろう、お風呂習慣!/Vol.3

入浴

2020.08.06


夏のムシムシ、ジメジメ。
「今日はシャワーだけでいいや!」と、夏は入浴をしないご家庭も多いのではないでしょうか。何を隠そう、私の実家もそうでした。あの時入浴専門家としての今の知識があったなら、「お母さん、いいことがたくさんあるからお風呂に入ろう!」と笑顔で誘っていたことでしょう。
実は、夏ならではのお悩みには入浴で解決することがいくつもあるのです!このことを知ったら、今日はゆっくり湯船に浸からずにはいられないはず。
今日は、夏こそ入浴をするべき意外なポイントをご紹介したいと思います。

ポイント① 寝苦しい夜を快眠に。

夜通しクーラーを付けっ放しも考えもの。寝る時は窓を開けて涼んでいる方も多いと思います。夏の夜の寝苦しさは、入浴を味方につけると解決することができます。実は、入浴をしてから1時間半~2時間後に床につくと、深い眠りにつくことができるのです。入浴で上げられた体温は、そのままでは人は眠りにつくことはできませんが、四肢末端を通じて熱が放出されると深部体温が下がり、眠気が訪れるのです。このタイミングが絶好のチャンス。部屋を真っ暗にして布団に入ると、ぐっすり眠りにつくことが出来ますよ。
注意点は、お風呂が暑いからとクーラーががんがん効いた部屋で涼んでしまうと、逆効果になってしまうこと。身体表面だけが先に冷えると、うまく熱が放出できずに体内に熱がこもってしまい、寝付けなくなってしまうのです。浴槽の温度を39℃などのぬるま湯に設定したり、冷感を刺激するメントール入りの入浴剤を使ったりするなど、お風呂上がりにゆっくりと涼むための工夫をしてみましょう。

ポイント② 化粧ノリを良くし、崩れを防ぐ

外に出ると一瞬で汗が吹き出して、メイクが台無し。そんな経験をしたことはありませんか?実は、化粧崩れの要因は汗ではなく、皮脂。メーキャップアイテムは水が99%の汗よりも、油が殆どを占める皮脂が苦手なのです。ところが、汗はどっと吹き出してメーキャップの膜を浮き上がらせてしまいます。この時、ファンデーションが皮膚にどれだけ密着しているかで、化粧崩れ度合いが変わってくるのです。
ファンデーションなど密着度合い、つまり「化粧ノリ」は、化粧品そのものよりも素肌状態の影響を大きく受けることが知られています。特にキメなどの微細な凹凸や水分量・皮脂量・ハリなどによる影響が大きいのです。肌を整えるには、化粧品にこだわるだけでなく肌を作り出してくれる細胞にしっかりと栄養や酸素を運んだり、老廃物を排出したりすることが重要です。つまり、血行が美肌のキー。入浴は温熱効果によって身体を温め、全身に血を巡らせてくれます。美肌を作り出す「エストロゲン」という女性ホルモン物質も、血流に乗って全身を流れています。入浴による温熱効果は、メイクアップ時の美しさだけでなく、崩れ防止にも役立ってくれるのです。

ポイント③冷え&むくみを解消!

おこもり習慣が根付いてきた昨今では、クーラーの効いた部屋にいる時間も長いのではないでしょうか。通勤回数が減ることで毎日積み重ねていた少しずつの運動機会が失われてしまっているために、むくみや冷えなどに悩んでいる方もいるのではないでしょうか。そこで、入浴の出番です。入浴は身体を温めるだけでなく、水圧によるマッサージ効果や、浮力による筋肉の弛緩効果でリンパの流れをよくし、むくみを解消してくれます。この恩恵を受けるためには、半身浴より全身浴がおすすめです。

その他にも、汗を定期的にかくことで体温調節がしやすくなる浮力によるリラックス効果血行促進による疲れの解消など、入浴は様々な点で私達の美容・健康を支えてくれます。
ポイントは「41℃以下のぬるま湯」に入ること。高い温度では脳が興奮状態になってしまうためです。
暑い夏だからこそ、毎日の入浴で夏を味方につけませんか?
Written by かおり