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「ノーファンデ」の落とし穴。マスク時代こそファンデが味方!

美容

2021.09.17

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マスク生活の長期化によって、マスク着用部の肌荒れや乾燥、ニキビ、色素沈着などに悩む方が急増しています。最近は様々な研究機関から「マスク荒れ」に関する報告がされており、根本的な要因の一つとして「摩擦」が挙げられています。摩擦対策に有用な方法の一つは「ファンデーション」です。

一方で、リモートワークの普及からメイクをしない日が増えたり、マスクへの付着が気になることからファンデーションをしなくなったりする方も増えています。

今日は、ファンデ―ションの肌への影響について、科学的視点から解説していきたいと思います。

 

◯「ノーファンデ」「脱ファンデ」って何?

「ノーファンデ」や「脱ファンデ」とは、ファンデーションをせずに日中を過ごす選択をすることです。スキンケア化粧品のみ、日焼け止めはOK、化粧下地まではOKなど、人によってその定義はバラバラ。

その背景には「ファンデーションが無くても綺麗に見える肌を目指す」という考え方があり、さらに細分化すると「肌の上に何も載せないことで軽やかにいたい」という方と「ファンデーションは肌に悪いからできる限り付けたくない」という考えの方に分かれているようです。

 

◯「ノーファンデ」は肌に良いの?

・ノーファンデのメリット

ファンデーションを付けないことで肌に良いことは「クレンジング時の負担がかからない」こと。クレンジングはメイク汚れを落とすのと同時に、肌の保湿成分まで落としてしまうことがあります。

 

・ノーファンデのデメリット

実は、ファンデーションを含むメイクアップは「3つの肌の保護効果」を持っています。

1つ目は「バリア効果」

皮膚は乾燥や過度な水分、ウィルスや微生物、大気汚染物質などから肌を守る「Out-In」のバリア機能と、体内から水分が逃げることを防ぐ「In-Out」のバリア機能を持っています。

この2つのバリア機能をサポートしてくれるのがファンデーション。肌に直接負担をかけずにこの役割を担ってくれます。

 

2つ目は、「有害光からの保護効果」

ファンデーションには日焼け止め防御剤が配合されていることが多く、紫外線を防いでくれる役割もあります。また、最近は「ブルーライト」や「近赤外線」が肌にダメージとなることがわかっていますが、これらの光は紫外線防御剤では防ぐことができず、ファンデーションに含まれている「顔料」がカバーをしてくれます。

肌の老化要因の8割が「光老化」と言われている中で、有害光から肌を守ることは美しい肌を保つためには非常に重要です。

<参考コラム(紫外線関連)>
・花粉×大気汚染×紫外線×マスク!敏感肌から守るスキンケア!
・スキンケアで必須の紫外線対策、そもそも紫外線ってなに?
・「角栓ができにくい肌の作り方」黒ずみ毛穴の正体は!?

 

3つ目は、「摩擦低減効果」

マスクにファンデーションが付くのは不快に思われるかもしれませんが、逆に言えば“マスクが肌よりも先にファンデーションに触れている”ということ。摩擦による直接的な刺激を緩和してくれることが期待出来ますマスクの摩擦を低減するには「第二の皮膚」であるファンデーションが最適なのです。

最近はマスクにつかないファンデーションも開発されています。またパウダーファンデーションは比較的マスクうつりをしにくいタイプです。摩擦から肌を保護するためにも、マスクに合わせたベースメイクを選ぶのがお勧めです。

 

このように、ファンデーションは肌を守る機能を持っています。ファンデーションをしないという選択は、これら3つの保護効果を全て捨ててしまっていることになってしまうのです。

 

「ファンデーションは肌に負担」はクレンジング時に発生する可能性があるもの。ファンデーションに使用されている油分はスキンケア化粧品で使われているものよりも安定性が高い上に、顔料として使われている成分は浸透性が無く、肌の上に載っている状態であるため肌にダメージとなることは殆どありません。

もちろん、どのような成分であっても一定数合わない方はいるため、実際に使ってみて自分に合うか確かめてみるのがベストです。

 

 

◯ファンデーションは負担なく落とすことで肌の味方に!

ファンデーションをメイクオフする際に、負担となるのは「摩擦」「落としすぎ」の2つです。

洗浄力が低すぎてメイクが落ちないと、摩擦に頼りがち。自分のファンデーションに馴染むクレンジングをセレクトしましょう。“とろみ”のあるクレンジング料を選ぶことで、摩擦を軽減するのも一つの手です。

逆に洗浄力が高すぎると肌の保湿成分まで洗い流してしまう可能性があります。ナチュラルなメイクであれば、ミルクやジェルタイプを選ぶと良いでしょう。しっかりメイクをしている方は、オイルやバームで手早くクレンジングを済ませるのがコツです。

【参考コラム】
◆マスクの肌荒れ、ごわつき・ザラつきどうしたらいいの?
◆「保湿」の2つの意味、“モイスチャー”と“エモリエント”とは?

 

 

◯やさしくメイクを落とすならFURIMEクレンジングがおすすめ

FUIMREスキンケアクレジングは、とろーりとした美容液クレンジング。W洗顔不要で肌に触れる回数を極力減らし、植物由来の洗浄成分がやさしくメイクを落とします。

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Written by 理系美容家かおり

 

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