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春の肌悩みは乾燥肌!乾燥肌軽減のための工夫とは?

美容

2023.04.03

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春は、冬から徐々に気温が上がり、湿度も上昇してくる季節です。ところが、株式会社スパコロの調査によると、春の肌悩みナンバーワンは「乾燥」なのだとか。一体なぜでしょうか?原因を考察しながら、春のスキンケアについて考えましょう。

 

春の「乾燥」はなぜ起こる?

春は突然の気温変化や紫外線の増加、花粉・黄砂などの大気汚染物質など、肌にとっては外部刺激が多くなり肌荒れが起こりやすくなる時期でもあります。肌荒れによってターンオーバーが異常に速くなると、肌のバリア機能が低下し水分を留める力弱くなってしまいます。結果、水分が逃げやすい乾燥肌になってしまうのです。

 

春の乾燥対策は「予防」で回避!

肌悩みは起こる前に“予防”をすることで健やかな肌を保ちやすくなります。春の乾燥要因を振り返ると、「肌荒れ(炎症)」があり、その要因として「温度変化」「紫外線」「大気汚染物質」などがありました。それぞれの対策について考えてみましょう。

 

①スチーム式加湿器でぽかぽかしっとり肌

肌荒れは、原因物質を取り除くことが最も重要です。急な気温変化は肌荒れを引き起こすため、空気が冷たくなる夜間は暖房を使い肌に温度刺激を与えないようにしましょう。スチーム式の加湿器を使えば、部屋が温まるだけでなく、湿度も上げられるのでおすすめです。

②油断しがちな春先の紫外線をブロック!

紫外線は年中気をつけるのがベストですが、4月から9月頃までの紫外線照射量は年間の7~8割を占めるほど紫外線が強くなるため、外出が多くなる春先はUVケアがマストです。特に、1日のうちで紫外線が最も降り注ぐ10~13時頃は要注意。どうしても出かける必要のある方は、日焼け止めを付けることはもちろん、帽子が日傘などで二重に対策しておくと尚良いでしょう。

③大気汚染物質はファンデーションでカット!

花粉や黄砂、PM2.5などの大気汚染物質は、アレルギーの要因である「アレルゲン」が含まれることや、外部刺激によって「活性酸素」が発生することがあります。活性酸素は正常な肌細胞を攻撃し、細胞やDNAを傷つけ炎症を誘発する懸念があります。

無数に存在する大気汚染物質を避けることは難しいため、肌の上に一層のヴェールを引いてくれるファンデーションを塗布することがおすすめです。リキッドファンデーションを使う場合は、フェイスパウダーをしっかり重ねることで浮遊物質を肌に吸着させないように気を付けてください。サラサラで粒子の細かいタイプを選ぶと“塗った感”を軽減してくれます。

ファンデーションを使わない方は日焼け止めを塗布することで、肌と大気汚染物質の直接的な接触を避けることができます。

④生活を整えてバリアケア!

肌は本来、外部刺激から身体を守るための「バリア機能」が存在しています。バリア機能がしっかり働いていると、肌状態のゆらぎを防ぐことができます。そのためには、健やかな肌を作る生活習慣が重要。十分な睡眠と、バランスのとれた食事、過度なストレスを避ける(リラックスの時間をとる)事などが重要です。

 

④の身体の内側からのケアは時間がかかるため、まずは①、②、③を行うと即効感を得やすくモチベーションを維持しやすくなります。

年中乾燥が気になる方は、基本のスキンケアを見直そう!

また、年中乾燥肌が気になるという方は洗顔をしすぎていないか、化粧品の保湿は足りているかをチェックしてください。

洗顔方法見直し

洗顔方法を見直す際は、まず洗顔時間を短くしてみます。そのことでぬるつきが残る方や、かえって肌荒れが起こってしまう方は現状の洗顔方法で問題ありません。肌状態に改善が見られた方は、肌状態に合わせて洗顔時間を短くしたり、洗浄力のやさしいアミノ酸系の洗浄料に切り替えたりなどしてみてください。

保湿剤の見直し

洗顔方法を変えてみても乾燥悩みが残る方は、保湿剤を見直しましょう。化粧水はじゃぶじゃぶと大量に使うよりも、質の良いものを適量使う方が効果が見込めます。また、保湿成分は「グリセリン」や「DPG」が多く入っているものはしっとりタイプのものが多いです。

また油分がしっかり入ったクリームや、心地よく油分補給できる乳液も合わせて使いましょう。ニキビができやすい方は「ミネラルオイル」や「スクワラン」など、アクネ菌の餌になりにくいオイルが多く配合されたアイテムがおすすめです。

以上のケアは、既に肌荒れや乾燥にお悩みの方にも有効です。春の乾燥肌に悩む前に、できるだけ早く対策しましょう。

※PRタイムスリリース「春の肌不調とスキンケアに関する調査!この春、肌の不調を感じる女性の割合は・・・

Written by 理系美容家かおり

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