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自分の肌状態で、お手入れの仕方が変わります!②

美容

2020.12.19

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12月に入り、だいぶ寒くなってきましたね。マスクしながら、近場にショッピングしに
いったり、お仕事にしに向かったりと終わりが見えないコロナの影響でストレスを感じたりしますね。
急に寒くなりましたが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。

早速ですが、前回は継続することにより、美肌の道が近づくお話しをしました。
今回は基本的なお手入れの仕方や注意すべき点を私なりにお伝えさせて頂きます。

皮膚は、とにかく薄いしデリケート

皮膚の構造って、表皮、真皮、皮下組織の3層に分かれています。
表皮は、1番上の層の厚さは約0.2mm。2番目の層の真皮は約1.8mmなんです。
目元は、0.02mm程度と言われています。

よくご家庭で使うサランラップでお伝えしますとイメージが湧きやすいと思います。
お肌の皮膚表面はラップ2枚、目の周りはラップ1枚ぐらいです。
もの凄く薄いと思いませんか。

これだけ薄いお肌にも関わらず、丁寧にケアをせずにゴシゴシ洗ったり、タオルでゴシゴシ拭いたりして、
済ませてしまうこともありませんか。
特に目の周りは濃いメイクをされている方は、要注意です。目元は、皮膚が薄い分、
皮脂も少ないと言われておりますので、
ケア次第では自ら進んでシワ、たるみ、シミ、そばかすを増やす行為を行っています。涙

是非今日からお手入れ方法を見直しして、自分の肌と向き合いながら、
自分を労いながら、お手入れをしていきましょう。

私が実践している夜のスキンケア

では、私の夜のお手入れの仕方をみなさんに共有させてください。

【夜のお手入れ方法】
クレンジング→洗顔→美容液→化粧水→乳液→クリーム→終了
私は、洗顔の後に美容液を先に行っています。意外と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
順を追ってお伝えしていきますね。

《クレンジング》

一日の汚れをしっかり落とすためにも必須!!
私は湯船に入りながらメイクを落としたり、時間があれば
スチーマーを当てながら毛穴を開いてからクレンジングをする時もあります。
そのようなちょっとした工夫をしますと洗浄力が高くなくても、蒸気で毛穴が開かせ
メイクを落とす事で簡単に綺麗に汚れを落とす事が出来ます。

因みに皆様はどういったクレンジングをお使いでしょうか?

オイルタイプは、メイクの成分が基本的に油性ですから素早く落とせます。
油は、油で落とすのが一番落とせますが、逆に皮膚の油=「皮脂」を落とし
過ぎてしまい乾燥をさせてしまうデメリット
があります。

乾燥が気になる方は、クリームや乳液タイプのクレンジングに切り替えてください。
フリミースキンケアクレンジングも美容に良い保湿成分がたっぷり含まれており、
簡単にメイクが落ち、つっぱりにくくしっとりするためおすすめのクレンジングです。

忙しいママ達に大変人気です。

このような種類のクレンジングでメイクを落とすことにより、
肌表面に潤いの膜が形成され水分の蒸散を防ぎますから、
洗い上がりは、つっぱらずにしっとりとした感じになります。

<洗い方>
1.500円玉の量を取りやさしいタッチでらせんを描くようにくるくる馴染ませていきます。
①頬内側から耳下腺→②目の下から耳下腺→③おでこから耳下腺→④顎から耳下腺→
⑤小鼻の横は少しだけ力を入れクルクル→⑥鼻の下も耳下腺の順番でらせんを描きながら
優しくメイクと馴染ませます。

2.次はすすぎです。すすぎは、50回から100回ぐらい、すすいで完了です。
すすぎ不十分がニキビやトラブルの原因になりますからね。すすぎ不要の
ふきとりクレンジングの場合は、しっかりとコットンオフまたは
テッシュオフしましょう。
さらに好みに応じて、さらにすすいでみるのもいいですよ。

次は、洗顔になります。

<h3>《洗顔》

クレンジングの後でも、Tゾーンやあご下のざらつきが気になる方は、泡洗顔を行いましょう。
また、30代以降の泡洗顔は、週に2.3回で良いと思います。それは皮脂を取り除き過ぎてします分、
クレンジング同様、乾燥をさせてしまうからなんです。

仮に泡洗顔をご使用する場合は、しっかり泡を立ててお肌を包み込むように優しく馴染ませましょう。
またはW洗顔不要の商品もおすすめします。

<洗い方>
クレンジング同様、洗い方は一緒です。すすぎは、50回から100回して完了です。
すすぎ不要の製品ではない限り、すすぎ不十分はお肌の天敵ですから、しっかりと行いましょう。

次は、美容液です。

《美容液》

私は、クレンジング・洗顔の後は美容液や美容オイルをまずつけます。
もしかしたら、みなさんはもっと後半で美容液を使うものだと思った方もいらっしゃると思います。
私は、洗面所にこれらをスタンバイしておいて、お風呂から出たらすぐにつけられるようにしています。
この工程は私にとって、凄く大切です。
お風呂から出て寝間着を着てからのスキンケアだと既に水分が奪われ、
乾燥状態になっていることが過去の経験から多かったため、
やり方を工夫しました。
だから、そうならないためにも私は美容液や美容オイルで潤いを与えています。

<使い方>
1.美容液やオイルは、メーカーにもよりますが、
パールの大粒くらいの量をお顔全体に優しく馴染ませます。
2.クレンジングで説明させて頂いたやり方と一緒です。
顔だけでなく首やデコルテ(鎖骨)にも馴染ませて完了です。

これは余談ですが、昔の有名女優さんがテレビで『私の顔は鎖骨までですから!』
と語っていました。

「さすが女優さんだわ〜。」と思っていましたが、私も今の年齢になりシワっぽくなった
自分の首を見て、首・デコルテケアの大切さを実感しています。

(これ以上シワを増やさないためにも首のケア!徹底しなきゃです笑!)

次は、化粧水です。

《化粧水》

これでもか!ってくらいきちんと水分を入れ込んであげてください。

<使い方>
1.500円玉くらいの量を手、又はコットンにたっぷり取りパッティングをしていきましょう。
順番は、頬→フェイスライン→おでこ→小鼻→鼻下→あご→顎下→首→デコルテです。

※時間のある時は、更にローションマスクなどを使うと更にふっくら、もちっとなります。
マスクは、大体10分〜15分くらいです。

2.化粧水やローションマスクを馴染ませた後、仕上げはきちんとハンドプレス、
手で覆いしっかり奥まで浸透させましょう。表面に水分がなくなりペタペタ吸い付く感触に
なりましたら完了です。
首もデコルテもお忘れなく。

その次は、乳液です。

《乳液》

せっかく与えた水分が蒸散しないためにも油分で蓋をするのが必須。ニキビが増えるから、
油分で蓋を閉める乳液・クリームはちょっと苦手と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
一般的に、人間の肌は大体水分60%油分40%のバランスで形成されていると言われておりますので、
油分が足りない場合は、過剰に油分が出てしまうケースもあります。そのためにも、
たっぷり潤いを与えた後の乳液をおすすめしますよ。

<使い方>
1.パール粒の量をお顔の5箇所(両頬2、おでこ1、鼻1、あご1)に点置きます。
内側から外側→目周り→おでこ→鼻下→あご下と優しく馴染ませましょう。
顔に馴染ませたら、首・デコルテケアもお忘れなく。「私の顔は、鎖骨まで」です。

2.馴染ませたら、仕上げにハンドプレスを行いきちんと奥まで浸透させて完了です。

《クリーム》

この時期はとにかく乾燥が気になるので、お手入れの仕上げはコクのある
クリームで締めくくります。

乳液の上にさらに、クリームまでつけて潤いを閉じ込めてしまいます。

<使い方>
乳液と同様です。
しつこいですが、最後はきちんとハンドプレスを行い完了です。

クレンジングから始まり、最後はクリームで締めくくります。奥まで浸透し潤いが満ち溢れ
モチモチ、ふっくら肌になったらお手入れ終了です。

もしベタベタしたお肌が気持ち悪かったりしたら、お肌にティッシュを置き
表面のベタベタをオフしましょう。
この時こそ、摩擦によるこすり過ぎは注意しましょう。お肌にトラブルにつながります。

今回のまとめ

『今回のおさらい』
①自分自身のお肌と向き合い、毎日のお手入れを丁寧に行う
②ゴシゴシ洗い、ゴシゴシ拭くは禁止
③必要なときは、ハンドプレスを行いしっかり馴染ませて次のケアに進む

このような手順で丁寧にお手入れをする事で必ず自分のお肌は応えてくれて
美肌に繋がります。

年齢などで諦めずに、丁寧にお手入れをして、みんなで綺麗になっちゃいましょう。
Written by Hair MakeUp Artist EIRAN NARITA

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