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さわやかな白(ホワイト)で気分転換!色で自分を変える

カラー

2021.08.09

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みなさん、こんにちは。カラーアドバイザーのえりかです。
暑いですね。全国各地で厳しい暑さが続いていますが、みなさん体調にお変わりありませんか。
異常気象もあり、外出するのもひと苦労ですが、かといって自粛もまたひと苦労・・・

オウチでも外でも楽しみが欲しい今日この頃。そんな時は、さわやかな「白」で気分転換しませんか。

白の良いイメージと悪いイメージ

白は、信頼感、清潔感、純粋さを象徴し、善や安全性を連想させる色。始まりや出発、可能性といった意味を印象付ける色です。ウェディングドレスが白なのも、納得ですね。日本では国旗にも白を用いていますので、日本人には特に「白が好き」という方も多いのではないでしょうか。逆にネガティブな印象としては、緊張感、空虚さ、味気なさ、が挙げられます。近年、病院の壁の色やお医者さんの制服の色が、様々な色に変化してきました。これも、白には緊張感を生む効果があるため、体調の悪い患者さんが余計な緊張をしないように、という配慮からの変化なのです。最近のクリック・病院には、色味かかったLED蛍光灯も設置されています。

白が好きな人の性格の傾向

白が好きな人の性格傾向としては、完璧主義、純粋、無駄なことが嫌い、また、白を選ぶ時の心理状態としては、心機一転したい、理想に向かいたい、虚しさを感じている、とも言われています。白は一切混じりけのない、あらゆる色の中で最もクリアな色と言えます。そのため、心も純粋でいつも濁りがなく透き通っていることを表し、心が真っ直ぐです。だから、余計なものまで見えてしまうせいで、時には心が疲れてしまうことも。また白が好きな人には、シンプルさを好む傾向もあります。白には、一切混じりけがないため、そのシンプルさが落ち着くと言われています。

 

白には荷物を軽く感じさせる効果も

白は、膨張色と言われています。有名な話ですが、囲碁で使われる白と黒の碁石は、実は白の方が0.3mm小さく作られています。白は膨張して見えるため、黒と同じ大きさにしてしまうと、白の方が大きく見えてしまうのです。先人の知恵ってすごいですね。

また、白には他の色より軽く感じさせる効果があります。色の明るさは、重さの印象に差を生みます。対照的な黒は、比べると1.87倍も重く感じるそうです。そのため、っ越しの段ボールに白を用いている業者さんが多いのは、視覚と心理効果を得ながら作業負担を減らしていることがわかります。

 

白(ホワイト)はいろいろな商品に調和する万能な色

白は、どんな色とも調和する万能な色です。みなさんも、日頃からファッションやネイル等、取り入れやすい色としておなじみではないでしょうか。ということで、今回はそれ以外の楽しみ方をご紹介しますね。

■日傘

白・黒が定番でしたが、最近ではベージュやネイビーなど、多様化してきました。色が増えると同時に、素材やデザインも豊富になり、選択肢がかなり増えましたね。外側と内側で違う色を用いている日傘もあります。白には紫外線をはじく効果があると言われていますし、一度定番に戻って、お気に入りの白い日傘を探してみませんか。

 

■マスク

黒は熱を吸収するため、暑い夏は熱中症対策としても白がオススメです。体感温度がかなり変わります。白と言えば、普通の不織布マスクを思い浮かべがちですが、今はレースや花柄等、オシャレなマスクがたくさん出ています。ネットでもお店でも、オシャレマスクを探してみると気分があがりますよ。

 

■ホワイトニング

芸能人は歯が命・・・なんてフレーズを懐かしく感じる方、年代がバレます。
企業戦略だけでなく、白の清潔感のイメージ効果も相まって、「歯」は白い方がステキという感覚が一般的です。実際、歯のメンテナンスは健康寿命を延ばすためにも、とても大事だと言われています。コロナ禍で時間に少し余裕ができた方、また、飲み代が減ってお金に少し余裕ができた方、マスクで口元を隠せる時期でもありますので、思い切ってホワイトニングしてみませんか。ファッションを楽しむ以上に気分が高揚すること間違いなしです!

まとめ

清潔感、信頼感、純粋さをイメージをさせる白。白は、一番クリアな色だからこそ、Tシャツとパンツだけでオシャレに着飾れます。飾らない自分を演出できるのも白。流行に左右されないシンプルさと自分らしさを感じさせることができるのも白です。この暑い夏、白を使っておも「しろ」く、楽しく乗り切りましょう!
あ、楽しいという字にも「白」が使われているではありませんか!! これまた、おも「しろ」いですね。

Written by えりか(カラーアドバイザー)

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