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色を使って第一印象を良くしたい!モテ色ってあるの?
カラー
2022.04.15
みなさん、こんにちは。カラーアドバイザーのえりかです。あっという間に4月ですね。だいぶ暖かくなってきました。もう桜が咲いている地域もあれば、まだこれから咲く地域もあり、一口に日本と言っても、本当に広いものですね。
さて、4月は新年度スタートの月です。何かと出会いの増えるこの時期、少しでも第一印象を良くしたいと考えてしまうのは必然ですよね。みなさんは意識して工夫されていることはありますか?
世間には、男女問わず、「特に意識もせずにモテる人」が少なからず存在します。まったくうらやましい限りです。巷では、「男性にモテる女性」と「女性にモテる女性」がいる、と耳にしたことはありませんか?言葉やふるまいなど、いろんなテクニックがあるようですが、今回は色に注目して分析してみたいと思います。
男性にモテる女性の色使い
男性にとって大人の女性の魅力とは、見た目の華やかさだけでなく、口調やマナーも含めた全体の雰囲気で決まります。もちろん好みは人それぞれですので一概には言えませんが、30代を過ぎると、やはり傾向としては清楚系や落ち着いた雰囲気、派手すぎずナチュラルで清潔感のある女性が好まれるようです。
〇清楚な白や女性らしいピンクを身に付けると?
一般的に、清楚な白や女性らしいピンクを身に着けるとモテる、と言われがちですが、白やピンクを強調しすぎると、逆効果になる場合があります。全身白コーデは、意外と主張が強く、近寄りがたさを感じさせてしまうことも。
また、ピンクを強調してしまうと、子どもっぽさや頼りなさを感じさせてしまうこともあります。何より30歳を過ぎてくると、ピンクを身に着けること自体ハードルが高くなってきたりしますよね。
〇知的なクールなブラックと鮮やかなパープルは?
そもそも男性に好まれにくいのが、ブラックやパープル。ブラックは引き締まって見えたり知的でクールなイメージにもつながる素敵な色ではありますが、モテるという観点で考えると、どこか怖い印象になってしまいがちなので、黒の面積をあまり多くせず、あくまでポイント使いが良いでしょう。
パープルは鮮やかになればなるほど、色の主張が強くなりやすく、モテを意識したい場合は避けた方が良さそうです。ただし、淡く明るいラベンダーのような色は、パープルとピンクの間のような色合いのため、適度なかわいらしさと品の良さを演出してくれますのでオススメです。
ラベンダーとの組み合わせとしては、暗いグレーや黒だと重くなりがち。春という季節でもありますので、ここはぜひ明るめのグレーと合わせてみてほしいです。軽やかさと都会的な印象にまとまりますよ。
〇ブルーとイエローには意外なモテ色効果も!?
さらに、意外なモテ色として、ブルーとイエローがあります。ブルーは男女ともに高感度の高い色です。もちろん、暗いブルーより明るいブルーが効果的です。爽やかなブルーを取り入れると、ありのままの自分でいられるようになり、自然とたくさんの人が周りに集まってきます。
また、イエローはお疲れ気味の男性にとって、太陽や夜空に輝く星のような光に惹きつけられるようです。ブラウスやスカート、スニーカーなどで取り入れてみてはいかがでしょう。イエローは気持ちを解放してくれる色。どこか無邪気で自然体の女性に男性は惹かれるものです。ブルーのブラウスにイエローのスカートなんて、最強の組み合わせですね。
女性にモテる女性の色使い
同性にモテる人の色使いは、正直これといって明確な特徴がありません。年齢に見合ったもの、かつ自分の好きな色・似あう色であることが大前提となります。
クール、カッコ良い、年相応に可愛らしい、などの自分の外側の魅力と、性格や価値観などの内面の魅力が合致してる人は、たいてい素敵に見えます。こう見せたらモテるかな、という概念はなく、「自分はこうありたい」が明確な人は、憧れの対象になりやすいです。
まずは自分に似合う色を知ること、次に自分がどうありあいかを見つめなおすこと。カラーアドバイザーとしてのアドバイスとしては少々問題アリかもしれませんが、実際「このコーデがテッパンです」と言えるものではなく、ご容赦ください・・・。
芸能人・著名人で例えると、吉永小百合さんは和服の似合う清楚系。天海祐希さんはカッコ良い女性。小雪さんはナチュラル系。有名人と一般人を比較する必要はありませんが、自分のスタイルを確立している方は、素敵に見えますよね。
最後に
男性にモテる女性にも、女性にモテる女性にも、共通して言えることは、自分の魅力やアピールポイントをよく理解している、ということです。自分の魅力を知り、自分の信じる道を進み、自分らしさを知っている人。大切なのは、自分がどう感じるか、です。
色にはパワーがありますが、そのパワーの感じ方は人それぞれです。自分の魅力を引き出す1つのツールとして、この春の出会いに色を活用してみてはいかがでしょうか。
Written by えりか(カラーアドバイザー)