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体の動作と色を使って自分をより魅力的に表現できる
カラー
2023.02.27
みなさん、こんにちは。カラーアドバイザーのえりかです。厳しい冬もあと少しですね。今年も2か月が経過しましたが、みなさんはどんなスタートダッシュを切りましたか?私はこの2か月間、ありがたいことに仕事がとんでもなく忙しく、ほぼ休みなく動き回っておりました。
そのため体はクタクタで、ゆっくりお風呂に入る時間が唯一のリラックスタイムになっています。おかげで手に取る入浴剤は、ラベンダー色ばかり・・・。相当疲れているのだなぁと実感する日々です。
さて、今回は色と体の動きについてお話ししますね。
色を使って体の動きを美しく魅せる
色と動きのバランスが良いと、体の動きも美しく見え、より一層魅力的に見えます。トップスの色と腕の動き、パンツの色と足の動き、ネイルの色と指の動き、など体の動きに合わせて色の動きが大きくなる部分に注目して行動してみると、色のパワーで輝けますよ。ポイントを3つ、ご紹介しますね。
色の明るさに合わせてスピードを変える
明るい色を身に着けたときは、体の動きは軽やかさを意識してみましょう。明るい色の軽快さが強調され、躍動感がアップします。反対に暗い色を身に着けたときは、意識的に遅くゆったりとした動きにすると、色の重厚感が強調され、それを身に着けた人の威厳と自信を自然にアピールすることができます。
例えば、授賞式でブラックドレスを身にまとった女優さんは、みなさんゆっくりした動きをされています。せかせか動くよりもエレガント感が増して見えますよね。
色の鮮やかさに合わせてアクションの大きさを変える
鮮やかで派手な色を身に着けたときは、体のアクションはやや大げさに。色に負けない着こなしで、エネルギッシュに見せることができます。
反対に、グレーが混ざったくすみ色や少し地味な色を身に着けたときは、控えめなアクションにすることで、優しい色にあったエレガントさとシックな色にふさわしい知的なたたずまいを演出することができます。
ちょっと極端ですが、前者はキャラクターショーを、後者はキャビンアテンダントを思い浮かべるとイメージしやすいと思います。キャラクターショーでは、鮮やかな色の着ぐるみを着たキャラクターたちが、大きな身振り手振りで観客を楽しませてくれます。
また、キャビンアテンダントの方たちは、落ち着いた色の制服で、迅速ではあるものの、大きなリアクションはせず、立ち振る舞いが優雅です。
色相に合わせて表現を変える
例えば赤系の色の場合、ピンクや赤茶色であれ、赤が含まれている色を身に着けたときは、赤の持つエネルギッシュで情熱的な色の「気」を意識して元気に大きく動きましょう。反対に、青系の色を身に着けたときは、静かでゆるやかな青の「気」を意識して動きましょう。
色と同化するイメージで動くと、色の持つイメージをそのまま自分に投影することができ、より簡単に自分の魅力が増しますよ。
最後に
3月は、クラス替えや卒業、転勤など、何かとお別れの多い時期です。別れは辛くさみしく、ときに不安になることもあると思います。そう感じることはある意味自然現象なのでしかたありませんが、そんなときこそ色に合わせて動きを意識することで、自分の心をコントロールしやすくなりますよ。
騙されたと思って、ぜひ試してみてください!
さあ、まもなく迎える新年度に向けて、どんな自分になりたいですか?考えるだけで、ワクワクしますね!
カラーアドバイザー えりか