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知らなかった!食材の大根は私たちの胃腸をサポートしていた

健康・栄養

2022.01.25

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慌ただしい年末を越し、ゆっくりとお正月を過ごせましたか?年末年始、食べ過ぎたという方も多いのではないでしょうか。コロナ禍で忘年会や新年会が目立たなくなっているとはいえ、自宅でおいしいものをたのしむ機会が増えています。日常モードに戻った今、年末年始の食べ過ぎがきっかけで、胃腸の不調を感じてはいませんか?
今回は、お疲れの胃腸に優しい食材として、「大根」のご紹介をします。

年末年始の胃腸疲れはなぜ起こる?

お正月に食べる食事は、塩分や糖分が多い食事になりがちです。のんびりお家で過ごす時間が増え、カラダを動かす機会が少なくなることで、腸の動きが弱まりやすくなります。唇の皮がむけていると思ったら、「食べ過ぎ」「胃腸が弱っている」「消化できていない」のサインです。まずは、食べ過ぎによって疲れている胃腸を休ませて、胃腸に優しい食事をとることを意識しましょう。

胃腸に優しい食材と言えば大根

年中出回っている青首大根ですが、旬は冬です。冬の大根は、寒くなるほど甘みが増すので、おいしくなります。大根は、水分が約9割のため、「水分ばかりで栄養はあるの?」と思われがちです。しかし、大根には、消化酵素であるジアスターゼなどが含まれています。これらの酵素は、消化吸収を助ける働きがあります。春の七草のひとつにある「すずしろ」は、現代でいう大根です。古来より、大根はカラダにいい存在として、親しまれていたようですね。

大根の栄養は葉と根にある

大根は、葉に近い部分ほど甘く、根の先に近い部分ほど辛みが増します。普段食べている根以外に、実は、葉にも栄養があります。余すことなく食べられる大根ですが、大根の葉と根では、栄養が異なります。

大根の葉の栄養

大根の葉は、β―カロテンを多く含む緑黄色野菜です。カルシウムや鉄などのミネラルや葉酸、ビタミンCやビタミンKを含んでいます。特に大根の葉は、他の野菜に比べてカルシウムの含有量が多いです。

大根の根の栄養

大根の根には、ビタミンCや消化酵素が含まれています。でんぷんを分解するジアスターゼ、タンパク質を分解するプロテアーゼ、脂肪を分解するリパーゼの3種類の消化酵素が、栄養の吸収をスムーズにできるように、消化を助けてくれます。特に、ジアスターゼは、胃もたれや胸やけの予防や消化不良の解消に働きます。

最後に

鮮やかな緑色でピンとはっている葉付きの大根は新鮮です。しかし、葉は根の水分や栄養分を吸い取ってしまうので、購入後は、すぐに葉と根に切り離すことでおいしく味わえます。大根の葉に近い部分は、辛みが少ないため、サラダやすりおろしなど生食に最適です。生で食べることで、消化酵素が消化を助けてくれるので、胃腸で悩む方にはオススメです。ただ、すりおろす場合は、酵素が壊れてしまうため、食べる直前に調理するように気を付けてくださいね。まずは、胃腸を整えて、今年も元気に過ごしましょう。

written by 管理栄養士てるみん(instagram ID:@daisy_commune)

 

 

 

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