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秋と言えば、食欲の秋。便秘の時に気にして欲しい食物繊維/Vol.12

健康・栄養

2020.10.22

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旬の果物や野菜が市場にでまわり、女性に人気の「いもくりなんきん」がおいしい季節がやってきましたね。その中でもさつまいもは、特に好きな方が多いのではないでしょうか。さつまいもは、いろんな種類があって様々な料理で重宝できる食材の1つですよね。そのさつまいもですが、実は意外と知られていない便秘の時は気をつけた方がいい食材なのです。「便秘予防に食物繊維を摂りましょう」というキャッチフレーズを目にしたことがあるかと思いますが、さつまいもには便秘の時は気にして欲しい食物繊維が含まれています。

さつまいもの特徴

さつまいもは美容や健康を意識するなら、必要な栄養素が手軽に摂れる食材です。
例えば、抗酸化作用や美肌効果、肌のシミ対策に必要なビタミンC、腸内環境を整える食物繊維、むくみの原因を排出するカリウムなどが多く含まれています。

なぜ気にして欲しい食材なの?

「さつまいもといえば食物繊維が豊富」と耳にしたことはありますか?
昔は、体にとって必要なものだという認識はなかったようですが、今では第六の栄養素として注目されています。食物繊維は、2種類あります。
野菜・果物・海藻類などに含まれている水溶性食物繊維は、腸内で水に溶けゼリー状にして体外へ排出します。ゆっくりと胃腸内を移動するため、お腹がすきづらく、食べすぎを防ぎます。血糖値の急激な上昇を抑制したり、コレステロールの吸収を抑制したりナトリウムを排泄し血圧を下げる効果があります。それに対し、豆類やイモ類、きのこやごぼうなどの野菜に多い不溶性食物繊維は、水に溶けずに水分を吸収することで腸の蠕動運動を促進させ、食べたものを体外へ排泄します。
なんと、さつまいもは2種類の食物繊維がある食材です。が、どちらかというと不溶性食物繊維の割合が多いです。先ほど説明した通り、不溶性食物繊維は、水分を吸収し便のカサを増やします。既に便秘で詰まっている腸内に、さつまいものように不溶性食物繊維が多い食材を摂ると余計に腸が詰まってしまい、お腹が張ってさらに便秘がひどくなってしまいます。だから、便秘のときは気にして欲しい食材なのです。

季節問わず便秘は万年の症状の方も多いです。秋になると便秘になるという方は、夏の生活に心当たりはありませんか?夏に冷たい飲み物を摂ってばかり、夏の暑さによる不快感やだるさがストレスになっていて、秋に入るころまでその状態をひきずっているという可能性があります。
これからまた更に気温が下がっていくことで、代謝がおちていき便秘になる方も増えます。便秘になってしまったら、食物繊維の多いさつまいもではなく、水溶性食物繊維を意識して摂ってみてください。キーワード検索で「水溶性食物繊維」で調べるとたくさんでてきますよ。

Written by 管理栄養士てるみん(instagram ID:@daisy_commune)

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